元不登校・じゆうマンの習慣教室

元不登校で作業療法士のじゆうマンが、学校・仕事・趣味・休息・睡眠など、健康に関わる問題に対し、経験×専門知識から解決する方法を語ります。

学校に通っていないことを考える【不登校経験者が話します】

子供の画像


こんにちは、作業療法士のじゆうマンです。

私は中学生時代、1年生の2学期から卒業までの約2年半、不登校として過ごしました。

 

不登校の当事者や、不登校に関わる保護者、学校関係者などの方々に対し、学校に通っていないことで当事者はどのように感じているか。

 

また、作業(仕事、趣味、休息、睡眠など)の専門家である作業療法士としての経験から、不登校はどのような影響を与えるかを簡潔にお伝えしたいと思います。

 

 

不登校は先の見えず、不安を感じるもの

そもそも私の経験上、不登校は「不安」そのものです。

 

例えば

・学校に通っていない不安

・勉強ができてない不安

・将来、仕事に就けるかという不安

・家に居づらい不安

などです。

 

勿論、不登校を経験した人、あるいは不登校中の方の中には、勉強をしていた(している)人もいるでしょうし、将来への不安は無かった人もいると思います。

 

しかし、何かしら不安を抱えながら生きているのが恐らく多数を占め、悩み、少しでも解決したいと考えているのではないでしょうか。

 

 

私の場合は、こうした不安を感じながら、「学校に通いたい」という思いは強く感じていました。しかし、長期間学校を休み、再復帰することは大きな壁となっていました。

 

 

ですが簡単には現状を解決することが難しいのが現実だと思います。一人で解決することも、容易ではありません。

 

不登校は「作業」が崩れた状態

女性が伏せている

不登校は、一つの視点として作業のバランスが崩れた状態とも言えます。

 

ここでいう作業とは、

・仕事

・余暇

・休息

・睡眠

などです。シンプルに言えば、あなたの生活で行なっている身の回りのことです。

 

不登校では、朝起きてから寝るまでの作業に、学校が入ってきます。しかし、何らかの理由により、学校という作業ができなくなった状態と言えます。

 

学校という作業ができなかったり、意味のないものになってしまったり、その作業が行えず、健康や幸せといった部分にも影響が出ている状態とも考えられるのではないでしょうか。

 

その結果、自宅でテレビや漫画、ゲーム、寝るといった作業に置き換えられてしまい、不登校という状態がより強固なものになると言えます。

 

 

私の場合は、朝は10時頃に起きて、ゲームをしたり漫画を観たりしていました。学校という環境から大きく離れ、限られた生活をしていたと感じます。

 

 

 

不登校は関わる環境が制限されている

この不登校の状態は多くの環境との関わりが制限されていると言えます。

 

環境とは「人間が行うことと、それが行われるやり方に影響を及ぼす何かを行う特定の文脈の、特定の物理的・社会的・作業的特徴」を指します。

 

つまり人の行動に影響をあたるものですが、

・物理的環境

  学校や塾、家族と過ごすリビングやダイニング

・社会的環境

  教師、友達、塾の講師、親

・作業的環境

  趣味、買い物、部活

などです。

 

これはあくまで一部ですが、これらの環境との関わりが制限されている可能性があるということです。これらの環境が制限されることによってどんな影響があるでしょうか?

 

環境が不登校当事者の「行うこと」、「行われるやり方」に影響を与えるとすれば、少なからず将来的な行動に違いを与えるということです。

 

それは学生以降の仕事、仕事以外の趣味や友人との関わりなどにも影響を与えるということです。

不登校だから生きていけないことはない

夕日と女性

ただし、そういった環境の制限があっても、生きていけないことはありません。現に私は医療従事者として働くことができました。

 

今現在「不登校だけどどうしよう」と考えている学生や、「子供が不登校になったけど大丈夫か」と考えている人は、安心してください。

 

ただし、不登校から脱出する「きっかけ」を作らない限りは現状は解決しにくいです。 そのきっかけは、

・心

・体

・環境

などを良い状態、場所に持ってくるということです。

心と体は作業を行うために必要不可欠

例えば体が疲れやすかったり、落ち込みやすかったりします。これが不登校の原因とされるなら、まず疲れにくく、落ち込みにくい体づくりが絶対条件です。

 

食事も取れず、睡眠もしっかり取れていない状態では、何もできません。ガソリンが無いのに車を動かそうとしているのと同じです。

 

なのでまず心身を整えましょう。以下の記事で少し触れているので、そちらもご覧ください。

 

www.guman.site 

環境を変える

心と体を整えたら、次に環境を考えます。

 

例えば

・外出

・保健室登校

・フリースクール

といったものです。

 

あくまで一例ですが、環境を変えることで、求められる役割や習慣が変わります。役割や習慣が変わることで、作業が変わります。

 

例えば外出し、保護者の方と一緒に買い物をするとします。その中には

・一緒にいく

・荷物を持ちをする

・レシピを考える

などの役割が与えられるかもしれません。そして一度買い物に行き、それが次に繋がると習慣になります。

 

結果、「親と買い物に行く」という作業となり、活動の範囲が拡がり、日頃行う作業も増えます。それが小さな社会経験にもなりますよね。

 

環境を変えることは不登校当事者の「行うこと」、「行われるやり方」に影響を与える

 と言いましたが、このように自宅から「屋外」へ環境を変えるだけでも、大きな変化を生みます。

 

不登校だから生きていけない」ということは絶対ではありませんが、こうした環境の変化を経験することで、不登校とはまた違った生き方の選択肢が拡がります。

 

不登校に対する対応はケースバイケース

とはいっても、不登校に対する対応は本当にケースバイケースです。

 

不登校である当事者10人に同じ対処法をしても、全てのケースが不登校から脱出できるかはわかりません。

 

不登校という状態には多くの要因は隠されています。その状態で無理やり学校に行かせたり、叱ったり、非難して解決するのは恐らくほとんど無いでしょう。

 

上で挙げたように、心や体を整え、環境などを調整していき、上手くバランスを取りながら学校、あるいは仕事へとシフトしていけると良いのではないでしゅうか。

 

まとめ

まとめですが

・不登校は作業が崩れた状態

・不登校は環境が制限されている

・不登校だからといって生きていけないことでは無い

・改善するなら心や体を整え、環境を整備しながら対応する

 

学校に通っていないことを責める必要はありません。

もし不登校から現状を変えていきたいなら、まず心と体を整えましょう。

 

じゆうマン

このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


健康と医療ランキング