元不登校・じゆうマンの習慣教室

元不登校で作業療法士のじゆうマンが、学校・仕事・趣味・休息・睡眠など、健康に関わる問題に対し、経験×専門知識から解決する方法を語ります。

不登校への対応を考える【価値の視点から】

広大な宇宙と人


こんにちは、作業療法士のじゆうマンです。

 

簡単に自己紹介ですが、私は中学生の大半を不登校として過ごしましたが、高校から学生として復帰し、現在は作業療法士となっています。

 

そんな私がこの記事で不登校の学生に対する対応を考えていきます。

 

不登校は簡単に解決できるものでなく、不安に感じる方も多いように感じます。

 

 

今回は「不登校中の子供がいるけど、どう対応したら良いかわからない」といった保護者の方に対して、不登校経験を元にその方法を探っていきたいと思います。

 

 

結論からいうと、本人の価値を考えてもらい、今大事にしていることを尊重してあげて下さい。

 

 

不登校への対応は「価値」を考える

繰り返しますが、不登校の対応として大事なのが、本人の「価値」を考えてあげて下さい。

 

ここでいう価値とは「人が行うために重要であり、意味があると見出したもの」です。

例えば

・生きてく上で勉強はする必要がある

・勉強はする必要がない

・自由に生きれば良い

といった具合です。

 

これらは何か人が行う上での「」になるものであり、行動を縛り付ける要素でもあると言えます。

 

勉強をする必要がある」という価値を持っている人は、毎日勉強をしたり、勉強をしない人を注意したりするかもしれません。

 

価値でも「勉強をする必要がない」と考える人は、勉強をせず、その他の活動を行うかもしれません。

 

あくまで一例ですが、価値は人の行動を縛る部分があり、それにしたがって人は行動を行なっています。こうした価値、つまり何を重要にしているかを考えることは、行動を理解する上での手段の一つになります。

 不登校中の価値は揺れ動いている

足元

しかし、不登校中の価値は曖昧なものになっている可能性があります。

 

ケースにもよりますが、不登校の状況から抜け出すには先が見えず、将来の見通しが十分に立たない中で生活しています。

 

例えば

・友達と会っていない

・学校で勉強をしていない

・ 寝ているだけ

といった状況は、今まで当たり前に行なってきたことから離れ、違う生活をしていることになります。

 

今までも価値にしたがってきた活動から離れていることになり、価値と生活との間にギャップが生まれます。

 

 

 そのギャップにより価値を変えていく必要が生まれ、これまでの価値を否定する必要も出てきます。

 

 

例えば私の様に、疲れが原因で不登校となり、通いたくても通えない状況になると「学校に通うことが絶対」から「必ずしも通わなくても大丈夫」という価値へシフトする必要があります。

 

 

しかし、価値をシフトしていく過程では、心身にも大きな影響を与えることになると考えられ、大きな試練になるとも言えます。

 

価値を支え、育める様に支える

人が行うために重要であり、意味があると見出したもの」である価値は、その人の行動を決める上で核となり、また状況が変わると価値が変わることも迫られることをお伝えしました。

 

心身にも影響を与え、「自分なんて・・・」と悲観的になることもあると思います。これは当人にとっては大きな負荷ですよね。

 

負荷に耐えることができれば良いですが、押しつぶされてしまい、さらに悪循環に陥ってしまってはいけません。

 

ですので大事なのが、新しい価値を持てる様に、周囲のサポートが必要ということです。それには、今の本人の理解と、環境の理解が絶対条件です。

 

価値に関わる要素

楽しく過ごしている人たち

価値自体は、単体で現れるものではありません。

 

例えば本人の「興味」も価値には大きく影響を受けます。興味とは「人が行うことに楽しみや満足を見いだすこと」とされています。

 

楽しく、満足できる活動ができれば、価値にも変化が生まれます。例えば少し喫茶店でゆっくりする時間を持てただけでも、不登校における時間の利用の仕方が変わります。

 

すると「不登校はつまらないものだし、遊んではいけない」といった価値から、少し楽しい要素が生まれることで、「不登校でも楽しみは大事」といった小さな価値が生まれます。

 

 

私は親の買い物についていったり、外の空気を吸ったりするだけで、世界が変わった様に感じました。外での興味を高めることも、大事な価値を育む一歩になると考えられます。

 

 

 下記の記事でも興味について触れているので、よければご覧ください。

 

www.guman.site

 

 人生は学校だけではない

 人生は学校だけではありません。学校だけにフォーカスすると、ても息苦しくなります。

 

勿論、学校に通うメリットは大きくありますが、切羽詰まると「明日は行こう」、「一週間後には行ける様に・・・」と、期間を短く設定しすぎる上、負担が大きく掛かります。

 

小さくで良いので、価値をはじめとした興味や、本人の自信を育てながら、ゆっくりと復学を目指しても良いのではないでしょうか。

 

周囲が人生の先輩として、当人を尊重したサポートをしてあげることが、対応としては大事です。

 

まとめ

まとめですが

・不登校への対応は価値を考える

・不登校によって価値は揺れ動いている

・価値を上手く育てられる様に意識して周囲がサポートする

 

 不登校は複雑な要因がいつくも絡み合っている場合があります。

要因を一つに絞り決めつけず、サポートをしてあげてくださいね。

 

じゆうマン

 

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