元不登校・じゆうマンの習慣教室

元不登校で作業療法士のじゆうマンが、学校・仕事・趣味・休息・睡眠など、健康に関わる問題に対し、経験×専門知識から解決する方法を語ります。

楽しみを考慮した不登校の支援

遊んでいる少女


こんにちは、じゆうマンです。

 

私は中学生時代の大半を不登校として過ごし、現在は作業療法士として活動をしています。

 

 

今回は

「今現在、不登校の子供がいて、どうすれば良いかわからない」

といったお悩みについてお答えしたいと思います。

 

 

結論からいうと、まずは今の楽しみを考えてあげましょう。人生において生きるエネルギーを高めてあげることは大事です。

 

では上記を深掘りしていきます。

 

不登校の学生に対しては楽しみを与える

繰り返しますが、不登校の支援として「楽しみ」を考えてあげて下さい。

 

不登校の理由として

・自分自身

・家庭環境

・学校

など、様々な要因がありますが、おそらく不登校中は楽しみと言える活動は少ない状態にあるのではないでしょうか。

 

 

私は中学時代のほとんどを不登校として過ごし、毎日ゲームや漫画などをして過ごしていました。それは楽しみではなく、ある意味で現実逃避のような活動であったと思います。

 

 

支援する側の皆さんに考えて欲しいのが、楽しみのない生活を一度想像してみて下さい。

 

極端ですが、例えば

・朝起きる

・朝昼晩を食べる

・風呂に入る

・眠る

だけの生活を1年間繰り返したとします。

 

おそらくはじめの数日は「こんな楽な生活はない」と感じるかもしれませんが、一ヶ月後には「辛い、つまらない」と感じる人が大半だと思います。

 

こうした状況は作業(仕事、遊び、休息、睡眠)のバランスが崩れた状態であり、そのバランスの崩れがそうしたことを感じさせるのだと思います。

 

不登校における楽しみとは

草むらの中の少女

では不登校中の楽しみとはどんなことがあるのでしょうか。

 

おそらく正確な答えはなく、全員には当てはまりませんが、

・没頭できる

・成長できる

・役に立てる

といった活動が、楽しみに繋がるのではないでしょうか。

 

没頭できる活動とは、体を使ったり頭を使ったりし、ある程度自分の能力水準に近い活動を行なっている時に起こりやすいです。

 

よく「もうこんなに時間が経っていたのか」と感じるのは、この感覚かもしれませんね。

 

成長できる活動も、挑戦できたりする活動も含まれると思います。今までしていなかったことを達成できた時に、感じるかもしれません。

 

人と交流し、何かの役にたてる行動も、楽しみの一つになります。

 

学生によって「楽しみ」は異なります。頭、体、芸術、挑戦、創造など、どれが当てはまるかは、人によっては違います。

 

ただ、仮に今ゲームや漫画だけで生活している学生がいるなら、それはその興味しか知らないだけかもしれません。

 

周りが他の世界を知らせてあげるだけでも、新しい楽しみを見つけることができるかもしれませんね。 

 

楽しみを育むには

こうした楽しみを育む方法の一つに「環境」を意識してください。

 

少し触れましたが、学生の「世界」を変えることが大事です。

世界=環境とするなば、環境はその人にとって活動するための資源や制限を作り出します。

 

ゲームをする子供で言えば、環境はゲーム機という資源を提供しますし、他の活動をしないようにするといった制限を設けます。

 

環境次第で行動は誘導され、環境に沿った行動を行うようなります。

 

仮に自宅にいれば、自宅という環境に縛られば行動をすることになりますし、新しい活動を行う機会は少ないです。

 

いきなり「外に出ろ!」と無理やり環境を変えることはおすすめしませんが、その子にとって心を動かす楽しみを考え、行動を変えてあげることも大事なのではないでしょうか。

 

楽しみと同時に子供を育む

屋外に少女が一人

いくつか触れてきた楽しみですが、生まれてから現在まで常に変化を続けています。

 

その変化には楽しみと感じること以外の経験も大きく関係しています。勿論、環境からの刺激もまた、楽しみを変える要素の一つとなっています。

 

人には様々なパロメーターが存在し、成長を続けています。目に見える身長だけでなく、心もそうです。

 

楽しみをどう育てるかによって、体や心、その他のパロメーターも成長に大きく変化を及ぼします。

 

不登校だからといって成長が止まる訳ではありませんし、常に変化を続けています。

 

その変化を不登校だから諦めるのではなく、不登校だからできる成長をさせてあげてください。

 

将来を見据えた介入を

不登校の時期に関係なく、常に将来に向かって成長を続けています。

 

仮に不登校・引きこもりだからといって、成長が止まる訳ではありません。

もし周囲から助けられるのであれば、本当に少しずつで構わないので、手助けをしてあげてもらいたいです。

 

ですが始めから無理やり社会に引っ張り出すのはおすすめしません。

 

その子にとって、何が楽しいのか。何が重要なのか。今自信を持ってできることは何なのか。

心は、体はどうなのか。全てを考えた上で対応してあげてください。

 

何かを「やってみたい」と感じた時が、不登校から脱出する本当のきっかけになるのではないでしょうか。

まとめ

まとめですが

・不登校の学生に対しては楽しみを与える
・まず不登校における楽しみを考える
・楽しみを育む方法として環境を変える
・楽しみは同時に子供を育む
・将来を見据えた介入を

不登校支援は悩むものです。

正解はありませんが、焦らずに支援をしてあげてください。

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